「Accoちゃんさ、本を出版してみたら?」
私が大尊敬している社長含め、3人もの方から言われた言葉。
本の出版…
全くの初心者だった私は、目にも触れた事の無い
未知の世界を開拓する主人公のような、
本当に不思議な気持ちでいたのです。
2018年の年末の記事に、今年の予定として「本の出版」を書いていたのですが、
年明けの目の前の現実は「本」という言葉すら無かった、いつも通りの光景でした。
▼突然目の前に敷かれたレール。
社長から「本の出版セミナーがあるよ」と声をかけて
いただいたのですが、
それは、商業出版のセミナーお話でした。
商業出版て?何も知らない状態でセミナーへ参加しました。
目の前に敷かれたレールをそのまま突き進んだ。というような感じです。
会場には30人近くいて、バリバリの仕事マンの方達に囲まれ、
圧をいつも以上に感じてしまい、それこそ
借りてきた猫のようになっていました。
そんな緊張感があった中で
セミナーのお話を聞けば聞くほど、
「本を出版したい」という想いは
明確になっていき、想いが確信に変わっていきました。
そして出版運営の方からの
「本当に本を出版したい人は、挙手してください!」という声掛けに、
私はすぐさま手を真っすぐ伸ばしていました。
緊張感はそのままで、心臓ばくばく。
自分の周りから無意識に感じる圧を感じながらも、
ただただ目の前の事にYes!を自分に許可していた自分がいました。
▼懇親会への参加で未来への布石を打った行動。
セミナーの後になる懇親会も、もちろん参加。
何故なら、懇親会こそ物の本質が隠されているからなのです。
実は、主役は真ん中、中心に座るようになっており、
その日のセミナー講師も中心の位置に座るようになっていると
分かっていたからです。
席が空いていたのもあり、
本を出す未来を前提に、中心の位置に座りました。
そしたら目の前に座った方は、
心理カウンセラーさん向けの本を出版されていて
二回増刷された著者の方がお座りになりました。
色々助言を言ってくださり、
「占い師向けの本を出したら?」という助言を
いただきました。
その助言を素直に聞いた私は、その先輩の本をその場で購入し
章の書き方や、内容を見る為に、学びの行動に出ました。
別ジャンルを出そうと思っていたのですが、目の前の先輩の言う通りに
素直に行動しました。
▼プレッシャーの中始まった企画書作成。
出版業界は、企画書だけでも相当審査で厳しい目で見られ、
企画書を10回出して、やっと通るか通らない状態と言われています。
そんな中の、企画書応募は過去最多の9人、しぼられるのは5人。という厳しい基準。
企画書も、タイトルから内容と章の部分で何を表現するかをたくさん考えて、
訂正訂正の繰り返し。正直この頃が一番辛かった時期だと思います。
「企画書だけでも厳しいと言われている中、私は審査通るのかな…」
何度も自分なりに考え練って、訂正した企画書ですが、やはり不安は無かったとは言えません。
そんな中、私の周りの方の協力や助言もあり、訂正して作成しての繰り返しで
やっと「これだ!」と言えるような企画書が出来上がりました。
提出は出来たはものの、企画書で10人中5人にしぼられ、
その後編集長含め、そうそうたる先輩方の前でプレゼンがあるので
どちらにせよ緊張ですが、最初の突破口である
5人に絞られる事を願っていました。
何となくだけど…うまくいく気がする。
そんな形のない想いが確信に変わったのは、企画書の合格発表の後の事です。
▼新月満月メソッドで未来への布石を打つ。パート2
奇跡的に企画書が通り、今度は5人中1人か2人に絞られるプレゼン。
編集長や、既に本を出版した著名な方が見ている中、
本を出版したい。という強い思いを正式に皆さんへ発表する場。
プレゼン決戦日までには、
自分がやるべき事は全て行動にうつしていきました。
3月の、魚座のテーマに沿った新月のメソッドを全て行い、
魚座のテーマでもある掃除や、恵方参り、お水を作ったり、
手帳に記載する事を全て、おこないました。※ここで紹介しているメソッドです。
そしてコピーや資料の作成をさくさくおこなっていた途中で、
使っていたプリンターが突然壊れてしまい、新しいのを買い直す出来事も起きました。
その数日後、担当の方から「人数分資料を刷ってきてください!」という指示があり
何百枚という枚数を新しいプリンターで新たにする事が出き、
きれいな状態で提出する事ができました!
何だか……
すごくいいタイミングで物事が起きている。
そう感じていたら、当日にBIGな事がまさかのまさかで
起きたのでした。
▼奇跡の連続…にて想いが形(本)に。
プレゼン当日。
5人で、私のプレゼンの順番は、くじ引きで3番目。
皆さん専門的なプレゼンで素晴らしく、拍手喝采でしたが
編集長の目は冷静に、かつ光っており、
私の前の方達の企画書は、出版見送りになっていました。
緊張感が本当にすごくて、自分の心臓の音で他の音は聞こえないほど。
そして、いよいよ私の番が来た時。
編集長が、企画書に目を通された後、
「少しだけ電話してくる、ごめん西さんちょっと待っててね。」
と突然席を立たれ、会議室を出られました。
「え…!?」
会場は、少しどよめきと、「今?!笑」というお弟子さん達の愛あるジョークから、
静寂から少し柔らかい雰囲気になりました。
空気が変わった……。
何となくですが、そう感じました。
その後編集長がお戻りになり
「西さん、2人で話したいからちょっと外出てもらえる?」と言われたので
よく分からないまま、会議室を出ました。もちろん会議室はざわざわです。
そしたら編集長が
「西さんの企画書読んだよ。前に占い師さん向けの本で途中で打ち切りになった物があるんだ。
西さん。ぜひうちで書いてくれないかな?」と編集長から言われ、目が点。
「え・・・?本を出版出来るという事?」
突然の出来事過ぎて、よく頭の中が整理されないまま席へ戻りました。
編集長によりその私の報告を会議室でされて、
その後の皆さんからの拍手喝采と、「西さん!おめでとう」という言葉が飛び交いました。
その時、私は本の出版が出来るんだ…と思う事が出来ました。
いまでもあの時の感嘆と涙は忘れられませんが、異例だったそうです。
そうして、その出版会社では類を見ない異例の方法で、
私Accoこと、西彰子は本の出版が決まったのでした。
▼願いは必ず叶うようになっている。
今回の体験を通じて、
私自身「決めた事は必ず叶う」と更に自覚することができました。
そして、「新月満月メソッド」や「宇宙の法則」を使う事は決しておまじないではなく、
自分の内の決意を宇宙に表明するという事を実感いたしました。
そうすれば自然とそれに行動が伴っていくので、願望が未来になる、
という絶対的な信頼を得る事にも繋がりました。
そして自分の願いを叶えてくれるキーパーソンや協力者は、周りの人という事も実感いたしました。
今回出版に携わってくれた周りの人達にとても本当に感謝しております。
「縁は人が運んでくる」
本当にその通りで、私の想いを聞いて今回本の出版をうながしてくれた社長や、
出版企画のアイデア出してくれた先輩、サポートをしてくれた周りの皆様。
そして今回OKを出してくれた、編集長。
本当に感謝いたします。
悩んでいる人の状態が、精神的に軽くなり、人生を明るく前へ進む力になれたら。
そういう想いで福岡で占い師をして4年。まさに大きなチャンスを頂きました。
全く何も知らない状態から、本の出版が決まったのですが
結果私が占い師として、一番大事にしている事を「本」として広めれるという事に
一番驚いており、本当に願いが叶っている「今の状態」が時々不思議に感じます。
2020年後は、精神的に悩む人が多くなると言われている中、
少しでも、そういう想いを持った人を救える占い師を広めたい。という事に繋がる事が出来ました。
感謝と共に皆様へ、私の想いが実現できた本の出版報告でした。
ありがとうございました。
Feliceacco Acco