「リスクを負う」
と聞いてあなたは何を想像しますか?
大きな投資、はたまた借金をして事業を立ち上げるとか?
リスクの大小はさておき、
ちょっとドキッと不安になる言葉ですよね。
そんなリスク=不安を感じる人にこそ読んでほしい、
「リスクを負うことの大切さ」
を今日はお伝えしようと思います。
読み終わった後、きっと今までより
積極的に行動したくなるあなたがいるはず。
リスクをとれば優れた知識を得られる。
あんなことやってみたいなあ…
でもお金もかかるしどうしよう?
本当にできるかな?
そんな風に迷って動き出せない人、
多くないですか?
結局だらだら時間を過ごしては本末転倒!
頭であれこれと考えているよりも、
実際に行動した時の方が
得られるものはずっと大きいです!
なぜでしょう?
それは、実際に行動してみないと分からないことが多いから。
例えば、「絵の描き方」の本を何十冊も学ぶより、
一枚描いてみた方が得られるものが大きい。
どれくらい時間がかかるのか、
どんなところが難しいのか、
自分の足りない部分や
次回に活かせそうな部分もわかります。
経験に基づいた知識には価値がある。
一回経験をするだけで、
単に人から学んだ知識や頭で考えた推論より
遥かに優れたものが手に入る。
ただ頭で考えているだけじゃもったいない!
多少時間とお金がかかっても、
さっさとトライしたほうが得るものが多いのです。
身銭を切るから本気になれる
人は
「リスクを取らない状況を退屈に感じてしまう」
という傾向が心理学的にあるといいます。
「コンフォートゾーン」
という言葉を
耳にしたことのある方も
多いでしょう。
自分にとって安心・安全の環境は
大切なことですが、
時にはそこから抜け出さなければ
成長にはつながりません。
会社で用意された無料の研修より、
自らお金を払うと決めて受けた講座の方が
より必死に「身につけよう」と
前のめりになると思います。
挑戦し、成長したいのであれば、
ある程度のリスクを取る必要がある
ということですね。
失敗の傷跡は武器になる?
挑戦したいけど失敗するのは怖い…
程度の差はあれ、
そういう感情は
誰もが持つものだと思います。
では、一度失敗したら
お先真っ暗なのでしょうか?
人生の汚点になってしまう?
そんなことはありません!
もし失敗をして
大きな傷を負ったとしても、
その傷はあなたが
「リスクを取って行動した」証拠。
その証拠が、
周りの信頼を得る
強い武器となるのです。
元アメリカ大統領の
ドナルド・トランプは
「かつて起業に失敗した」という
目に見える欠陥があったからこそ、
選挙に勝った
と言われています。
「起業に失敗した」=「挑戦したという実績」
失敗こそが、
「彼は口先だけではなく、実際に行動する人間だ」
ということの裏付けになり、
信用につながりました。
そもそも、
挑戦しなければ
失敗もすることができないのです。
身銭を切らないと同じ失敗を繰り返す
「痛みは学びを助く」
という言葉があります。
人間は、
痛みから
様々なことを学びます。
子どもが何度も転んだり
怪我をしたりしながら
成長するのと同じく、
そもそも失敗に痛みを感じなければ、
そこから学びは
得られないでしょう。
自分のお金で買った
パソコンが動かなくなった時と、
会社のお金で支給された
パソコンが動かなくなった時、
必死に原因を探ったり、
治そうと頑張ったりするのは
どちらの場合だと思いますか?
身銭を切って
痛みを伴うからこそ、
失敗から学べる。
そして、
学ばないと
人はいつまでも成長しないのです。
自由はリスクを背負ってこそ
自らリスクを負わなければ、
結局、
本当の自由は手に入りません。
会社員としてお給料をもらう生活は、
一見安定しているように
見えます。
ですが、実はリストラや
倒産の可能性もあり、
ある意味「まやかしの安定」です。
もちろん、
会社員を否定するわけではありませんが、
例えば、
別の分野で副業を始めてみたり、
今の本業で独立できるくらいの
力をつけるなど、
挑戦の方法はいろいろあります。
会社に頼らなくても、
一人で生きていく力を
身につけることで、
自分の人生に責任を持ち、
自由に意思決定できるように
なるのです。
実際、
大きな成功を収めている
会社のリーダーは、
大きなリスクをとって
行動している人ばかりです。
それは、
身銭を切ることの大切さが
わかっているから。
何も最初から
大きなリスクを
背負う必要はありません。
小さなことから
どんどん挑戦して、
小さな失敗もする。
それを繰り返していけば、
気が付けば成長した自分がいる
と思います。
それでは、最後に記事のまとめです。
・経験に基づいた知識には価値がある。
人から学んだ知識や頭で考えた推論より
遥かに優れたものが手に入る。
・身銭を切るから本気になれる。
成長するにはある程度のリスクをとり、
コンフォートゾーンから抜け出すこと。
・失敗して大きな傷を負ったとしても、
その傷はあなたが「リスクをとって行動した」証拠。
周りの信頼を得る強い武器となる。
・身銭を切って痛みを伴うからこそ、
失敗から学べる。
学ばないと人はいつまでも成長しない。
・自らリスクを負わなければ、
本当の自由は手に入らない。
自分の人生に責任を持ち、自由な意思決定を。
いかがでしょうか?
こうして考えると、
必ずしも失敗は
悪いことじゃないと思えてきませんか?
もしあなたが
今やりたいけど怖くて迷ってること、
チャレンジを躊躇してることがあれば、
少しずつでも行動に移してみることを
おすすめします。
覚悟を持って取り組んだ先には、
必ず得られるものがあるはずです。
Acco