革命後の世界、イメージできてる?
今年はコロナに首相の交代など
あなた自身の生活にも直接影響が出るような
大きな変化の年となりました。
この変化の時代、
ないしは革命の時代をどう生きるか?
色んな有識者たちが論じてきたのを
皆さんもテレビやWEBでよく
見かけたと思います。
でも、いつも先を見据えているAccoとしては
今だけをやり過ごせても、
意味がないと感じています。
なぜなら、革命の時代のあとには必ず
新しい価値観や新しい常識、
新しい商売が生まれているはずだからです!!
ということは。
もしあなたがこの変化の時代に適応せずに
やり過ごしてしまえば、
あなたの考え方や働き方は
時代に合わないものとなってしまうかもしれません。
じゃあどうしたらいいか?
答えはたった1つです!
絶えず変化していく未来に向けて
「準備」をしていくのです。
とは言え、多くの人はこんな
思いを抱くことでしょう。
準備と言われても、そもそもこれから
どんな未来になっていくかがわからない
今自分がすべき準備って何??
その気持ち、わかります。
この記事を読めば、革命後の新しい世界に向けて
あなたが何を準備していけばいいか、
ちゃんとわかるようになります!
難しいことではないので、
安心してくださいね♪
それでは、今回は帝王学にも使われている易経の
「火風鼎(かふうてい)」をテーマに
知恵をシェアしていきます!
なぜ今「火風鼎」なのか?
「火風鼎」という卦は
火と風で食材を煮詰める様子から、
物事をじっくりと煮詰め、
成熟させていくことを
教えてくれています。
そして「鼎」という字は
「かなえ」と読みます。
三本足の調理器具であり、
祭器として使用されていたことから
古代においては王権の象徴とされてきました。
実は、「火風鼎」を知ることで
私たちがこれからどんな変化をし、
そのためにどう準備をしていけばよいかが
理解できます。
それについては、「鼎」にまつわる
古来からの習わしと故事を
知っておく必要があります。
少し歴史の話になりますが、
ついてきてくださいね!☺
これまでの人類は、以下のような
歴史を繰り返してきました。
革命が起きる
↓
新しい国が出来る
このようにして、
新たな国家が次々誕生しては
消えてきました。
古代中国も例外ではなく、
革命のあとに新しい国ができ、
国を興すとまず始めに「暦」を作成し
新王朝の権威の象徴として「鼎」を
作っていました。
そして「鼎」には
「鼎の軽重を問う」
(かなえのけいちょうをとう)
という、中国の故事があります。
内容はこうです。
時は中国の春秋時代。
当時、新興国であった楚(そ)の王である
荘王(そうおう)が、周(しゅう)という国の
鼎の重さを尋ねたそうです。
鼎の重さを問うということは、
周の王権の象徴(=国力)を疑う行為です。
さらに、それを持って帰ることを
連想させることから、
周の王権を私がとりますよ?ということを
示しているのと同義なのです!
そこから、「鼎の軽重を問われる」ということは
実力を疑われる、
中身がないと評価されてしまうことを
意味するようになりました。
企業におきかえてみたら、
大変に不名誉なことですよね????
でも、単なる昔ばなしだと
思っていたら要注意です。
全然、他人事ではないのです!!!
こういうことが、この革命の時代には
おきますよ、ということを
あなたには知っておいていただきたいのです。
革命の時代においては
新しく力をもった者が
次々と台頭してきます。
新しい企業やサービスがどんどん生まれ
私たちの常識すら変えていくかもしれません。
このまま時代に適応できなければ、
あなた自身も、
伝統ある立派な企業でさえも
「鼎の軽重を問われる」ようなことに
なりかねないんです。
つまり、「火風鼎」に込められた
宇宙の法則を読み解けば、
鼎の軽重を問われない自分になれるのです!
それでは、あなたが今からやるべき準備を
3つお伝えしていきます!!
他者をもてなし、知見を広めよう
あなたが鼎の軽重を問われないようにするために
まず1つ目に大切なことは、
他者をもてなし
意見をしっかりと聞くことです。
冒頭でもあなたはきっと思ったはず。
革命後の未来に向けた準備って
何したらいいの?って。
それこそ、有識者の意見を聞けばよいのです。
かつては、鼎で調理したごちそうを振舞って
賢人たちと情報交換することで
国を守っていました。
つまり、あなたに力や情報を与えてくれる
ありとあらゆる人をもてなし(=交流し)、
未来がどうなるのか情報を集め
自分はどう変わるべきかを考えるのです。
「もてなす」と言っても色々あります。
文字通り食事をごちそうしたり、
有益な情報やアドバイスをシェアするなど、
あなたが持っているもの、得たものは
他者に提供していきます。
そしてあなた自身もたくさんの情報を集めて
未来に備えるのです。
Accoも驚いた、Giver Takerの人間についての気づきが
今回の参考になると思いますので、
こちらの記事も読んでみてくださいね。
<Acco大きな気付き&決意>Giver Takerの人間とは??
聴こえる耳と見える目を養おう
未来への準備で大切なことその②は
「聴こえる耳と見える目」を養うことです。
易経ではこれを
「耳目聡明」(じもくそうめい)と
記しています。
聴こえる耳と見える目とはなんぞや?と
思ったかもしれません。
これは多くの人に教えを乞うとき、
謙虚に耳を傾けましょう
ということなのです。
プライドが高くて
年下の人の意見は聞けないとか、
自分への批判には目をそむける
というのはNGです!!
自分を高めてくれるあらゆる人に
見栄を捨てて謙虚な姿勢で教えてもらい、
時には耳が痛い助言にも
きちんと耳を傾けるんです。
そういう助言の中にこそ
あなたにとって本当に
必要な情報があるのですから。
帝王学でもある易経では、
「目に見えないものを見る目、
声なき声を聴く耳」が
リーダーとして必要な資質であると
説いています。
この心構えがあれば、あなたはきっと
自分の課題ややるべきことが
見えてくるはずです。
しっかり準備して複数の柱をもとう
最後にお伝えしておきたい
大切なことその③は
「複数の柱をもとう」ということです。
1番分かりやすいのは副業でしょうか。
もしあなたがとっても行動的な方なら、
この話を聞いて
「今から出来る副業、探さなきゃ!」
と思うかもしれません。
そのスピード感や行動力は
とっても素敵なのですが、
ここでちょっとストップ!です。
今すぐに思い付きで副業をつくりだすのは、
少し危険です。
まずはあなたの本業を大切にすることから
始めてください。
「え、複数の柱を持てって言ってたのに
矛盾してない?」
そう思われるかもしれませんが、
本業がぐらついているときに
複数の柱を立てようとすれば、
大黒柱である本業が倒れて、
あなたの生活すべてが崩れてしまいます。
だから、ここは一旦落ち着いて、
あなたの本業が安定するのを
見計らってください。
そして本業を安定させながら、
余裕ができたときに
副業を準備するのです。
それも思い付きではなく
じっくりと熟考します。
鼎は煮炊きする調理器具だと
お伝えしましたよね。
だから、
加熱した!はい、OK!
ではなく、
アイディアをコトコト煮詰めて、
しっかり時間をかけてほしいのです。
じっくりと旨味や成分を引き出して
作られた複数の柱は、きっとあなたの
助けとなってくれるはずですよ。
今回の「火風鼎」の記事を読んで、
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来年の1年をどう過ごすか、
計画を立てるにはぴったりの時期です。
「火風鼎」を学んだ知恵を活かして
新しい時代に向けて着々と
準備していきましょうね!!
By Acco