こんにちは。
今回は、
自信を身に着ける方法について
ご紹介していきます。
「自分に自信が持てない」
という人は
結構多いのではないでしょうか？
自信がつくと、
いつでも自分らしくいれる
視野を広く持てる
落ち着いて行動できる
など、
自分にとって
プラスの効果がたくさん。
他人の目を気にしたり、
必要以上に落ち込むことが減って
人生を今よりも楽に生きられる
ようになるでしょう。
今回ご紹介する
自信を身に着ける方法は、
特に
「自分には価値がないと思う」
「他の誰かになりたいと思ってしまう」
「自分が分からなくなっている」
という方に非常に効果があります。
しかも、この方法は、
10分程度で行える簡単な方法なので、
思い立ったらすぐに実践できますよ。
では、ご紹介していきますね。
自分のこれまでの人生を思い返す
やり方はとても簡単です。
自分の過去の人生を振りかえり、
「人生で起きた重要な出来事」
をいくつか書きだしていきます。
受験や就職、結婚、出産など、
自分にとって
「転機になった」「考え方が変わった」
と思えるような大事なイベントを
挙げてみてください。
この出来事は、
楽しかったポジティブなことでも
失敗したと感じるネガティブなことでも
どちらでも構いません。
これらを挙げたら、
その出来事と
「今現在」を結び付けてみましょう。
これらのイベントは、今
あなたの人生にどのような影響を
与えているでしょうか？
たとえば、
失敗した！と思える出来事があり、
それがあなたの印象に
強く残っていたとします。
でもそれは、
「こんなことなければ良かった」
と思う悪い出来事かといえば、
完全にそうではないでしょう。
その出来事をきっかけに、
自分を見つめなおす
ことができたり、
進むべき道が
見えてきたり…。
一見ネガティブに思える出来事も、
ポジティブな一面があるものです。
自分の人生に
意味づけをしていってください。
良いことも、悪いことも、
それがあったから
今のあなたがいるのです。
この作業を行っていると、
「嫌なこともあったけど、
それが元で
うまくいっていることもあるな」
という気づきが得られます。
この作業は
「ライフレビューセラピー」
といって
アルツハイマー病やうつ病の患者に対する
取り組みとしても行われている、
科学的に認められた心理療法です。
もちろん、
若年および中年の成人にも
「自分が何者であるか」
「どのような影響を与えたか」
を理解するのに役立ち、
「自信を取り戻す」
「自尊心を高める」
という効果が
期待できます。
ありのままの自分を受け入れる
上述した
「ライフレビューセラピー」
を行うことで、
自分の人生の
ストーリーが見えてきます。
今自分に起こっている
出来事ではなく、
思い返す出来事であれば、
客観的に見つめることが
できるでしょう。
その時自分が何を感じたか？
どう行動したか？
これらをもとに、
「本来の自分」を見つけてください。
あなたはどのようなキャラクター
でしたか？
自信を持てない人の中には、
「自分と他人を比較している」
という人も多いでしょう。
自分が他人より劣っていると感じるとか、
自分ではない他の誰かになりたいとか。
自分が何者か
分からなくなってしまっているのですね。
ですが、
ライフレビューセラピーによって
自分が本来どのような人間であるかを
理解できるようになります。
この作業により見つけた自分を
そのまま、
受け入れてください。
「自分はこういう人間だ」
「こういうキャラなんだ」
ということが分かれば、
メンタルが安定し、
自然と自信がついてきます。
ちなみに、メンタル改善に役立つ
このライフレビューセラピー、
1回行うことで
48時間程度持続するようです。
自信がない、自分が分からない
という人は、2日に1度、
自分の人生を振り返って
どんなことがあったか
自分はどのような考えを持っているか
書き出していくと良いでしょう。
自分にとって価値があるものはなにか？
自分がしたいことは何か？
これらをはっきりさせ、
自分に他人のものさしをあてるのは
辞めることです。
自分を褒める
上記のワークを行っても、
効果がなかったという方、
あまり自信に繋がらなかったという方。
こうした
極端に自信がない人は、
自尊心が低いのかもしれません。
自尊心は、自分自身を尊重する心のこと。
自己肯定感、自己評価
とも言い換えられるでしょう。
この自尊心が著しく低いと
生きるのが辛い
とさえ思えてきてしまいます。
たとえば、
ネガティブ思考に捉われて
行動できなくなってしまったり、
他人の目を気にしすぎて
人間関係が上手くいかなかったり
ですね。
では、自尊心を高めるには
どうしたら良いのでしょうか。
自尊心を高めるには、
自分自身を肯定してあげることが必要です。
具体的なワークとしては、
1日の終わりに「自分をほめる」
習慣を持ってみるのが良いでしょう。
ノートとペンを用意し、
自分に対する「ほめ日記」をつけます。
「いつもより早起きができた」
「今日は一駅分歩いた」
など、些細なことで構いません。
自分を褒めるために
行動する余裕なんか無いという人は、
「家事ができた」
「無駄遣いをしなかった」
など、
普段何気なくしていることでも、
何でも良いのです。
また、行動に限らず
「前向きに考えることができた」
「気持ちの切り替えが早かった」
といった、
思考に関するプラスの変化を
褒めるのでも大丈夫です。
自分を褒める習慣をつけると、
自分に起こる出来事の
「良い面」にフォーカスできるように
なってきます。
たとえ、
結果が出ていなくても、
そのプロセスでの頑張りに
気が付けるようになってきます。
また、自分を褒めることで、
自然と、他人を褒められるように
なるでしょう。
自分を認め、肯定し、
大切に扱うことで、
他人のことも認め、
肯定できるようになってくるのです。
すると、人間関係もスムーズに
進みやすくなってきます。
人に親切にする
人は、他人に親切にすることで、
自分自身に価値があると感じます。
人間だれしも、人から感謝されたら
嬉しいものですよね。
もし感謝されなかったとしても、
自分の行動を誇りに思うでしょう。
人への親切は、
自己肯定感や自尊心、
そして「自信」
につながるのです。
また、人に親切にすると、
もう一つプラスの効果があります。
人から親切にして
もらいやすくなるのです。
この親切が広く交換される仕組みを
「社会間接互恵性」といいます。
5～6歳の子どもを被験者とした、
とある研究があります。
おもちゃを貸すなど、人に親切にする行為
を行った子ども（親切児）と、
その行為をみていた別の子ども
（親切行動観察児）の行動を調べたものです。
結果は、親切行動観察児が、親切児に対して、
親切に振舞ったということです。
ひとは、他人に親切にしている人に対して、
親切に振舞う傾向があるということ。
「自分がした親切が、
巡り巡って別の人から返ってくる」
のは、
「社会間接互恵性」
の仕組みが働いているからですね。
人に親切にすると、
自己肯定感や満足感が得られ、
誰かから親切が返ってくる
プラスの連鎖が起こります。
自分に自信が持てないという人は、
積極的に、
困っている人に手を差し伸べたり
人に優しく接するようにしましょう。
自分に自信が持てるようになるはずです。
まとめ
自分に自信を持つには、
ライフレビューセラピー
を行ってみること。
これまでの自分を振り返って
自分のアイデンティティを
取り戻してみてください。
ありのままの自分を
それで良いよと
受け入れてあげることです。
また、ほめ日記をつけるのも
有効な手段。
毎日の自分の行動を肯定し、
物事のプラスの面を見れるように
考え方のクセを変えていきましょう。
自分だけでなく、他人を
褒めたり、認めてあげられたりできると
さらにgoodです！
自分のことを
認められるようになったら、
人に親切にするようにしましょう。
人への親切は、
自分の自尊心を高めてくれます。
人に親切にできる自分に
自信がついてきます。
人への親切は、
巡り巡って
自分の所に帰ってきます。
人間社会は、
他者との協力・助け合いによって
成り立っています。
誰かのためになることは、
自分のためになるのです。
「自分に自信を持ちたい！」
という人は、以上のことを
ぜひ実践してみてくださいね。
by acco
